私が1年間実践してきた自炊の作法
久しぶりの投稿となりました。
筆者はインデックスファンドへの長期投資(一般的には20年以上?)による資産形成を素人ながらも実践しておりますが、筆者のような普通の稼ぎで会社勤めな人間が長期投資のメリットを最大限に享受するキーポイントは以下の2点と考えております。
そして、上記の2点を考えたときに、自炊というライフスタイルを確立することが長期投資を成功に導く強力な駆動力となるのではないかと思うに至っております。自炊を習慣化することに成功して1年が経ちますが、その中で筆者なりに蓄積されてきた自炊に対する作法・思想みたいなものを書き連ねてみます😄
- 自炊習慣の始まりは引っ越し屋さんから貰ったお米
- 作った料理を食べながらその食材に含まれる栄養をスマホで調べまくる
- お米はまとめて炊いて冷凍する
- キッチンは2口コンロ以上+グリルの付いた物件を
- 食事は15分で準備する
- 自炊生活を1年続けて実感しているメリット
- 最後に:自炊を継続するコツは洗い物を溜めないこと
自炊習慣の始まりは引っ越し屋さんから貰ったお米
筆者が自炊を始めたのはちょうど1年前の2019年4月、今住んでいるアパートに引っ越してきたときでした。今日まで続く自炊習慣の始まりは、引っ越し屋さん(サカイ引越センター)から特典でいただいたお米1kgでした。
「せっかくいただいたんだし、食べるか」
ちなみに、 筆者は学生時代の一人暮らしでは自炊が中心で、料理をすること自体は嫌いではなかったので、この時点で一通りの料理をこしらえるスキルは持っていました。
作った料理を食べながらその食材に含まれる栄養をスマホで調べまくる
お米を貰って自炊を始めるようになってから、「いま食べているこの食材にはどんな栄養が含まれてるんだろう?」という疑問を持つようになりました。そこで、毎晩、作った料理を食べながらその食材に含まれる栄養を調べまくるのが日課になりました😅
ちなみに、食材に含まれる栄養素は下記の「カロリーSlism」というサイトがおすすめです😄
食べながらスマホで調べまくった結果、以下のような知識が身に付きました。今回はその一部を紹介します。ちなみに必要量は成人男性を想定しております。
- ビタミンA:ニンジン・カボチャ・小松菜などの野菜類に豊富だが、実はレバーに豊富。しかし、妊婦さんは摂りすぎると危険。脂溶性ビタミンのため食いだめ可能。
- ビタミンC:1日に100 mg必要。意外にもジャガイモはビタミンC豊富。中サイズのジャガイモ1個で一日の必要量の4割くらいが取れる。水溶性ビタミンのため食いだめできない。
- ビタミンK:血液凝固、骨の強化に必要なビタミン。納豆1パックで成人男性・女性の必要量の2倍の量が摂取できる。西日本に比べて東日本の中高年の骨折が少ないのは納豆を食べる習慣があるからだとか。
- ビタミンD:紫外線に当たることで皮膚でも生成できるが特にオフィスワーク中心の現代人には全然足りていない。サケやサバの塩焼きを1日1回食べれば必要量十分に摂れる。朝食にしらす干しを取り入れてもOK。
こんなことを調べまくるうちに、自炊生活を通してもっと良い栄養素体に摂り入れたいという欲が湧いてきました。今ではこの栄養素を摂り入れたいという欲が自炊を続ける上での最大のモチベーションとなっています。
お米はまとめて炊いて冷凍する
お米は時間のある土日などに10食分くらいまとめて炊いて冷凍するようにしています。
写真のように茶碗一杯分のお米をサランラップに薄く広げて包みます。
でこれを冷凍しておき、食べるときはサランラップを半分外して600W設定で2分半レンジでチンすることで、気軽に炊き立ての味が楽しめます😃
「冷凍ご飯なんて絶対美味しくないやろ😅」
と最初は思っていたのですが、いざやってみると炊き立てご飯と遜色ない美味しさです!
詳しい冷凍ご飯の作り方については下記のサイトをご参考ください。
キッチンは2口コンロ以上+グリルの付いた物件を
筆者はこれまで1口コンロのみの物件、2口コンロの物件、3口コンロ+グリル付きの物件に住んだことがありますが、
絶対に2口コンロ以上+グリル付きの物件に住むことをおススメいたします。同時並行調理ができることで圧倒的に自炊し易いです。
特にコンロがあると焼き魚やパエリア、ピザなども簡単に作ることができて、自炊の可能性が格段に広がります。
食事は15分で準備する
今日の晩ご飯です😊秋刀魚美味しいな〜😊 pic.twitter.com/BxpdIm2B39
— gw771 (@gw7711) 2020年3月20日
平日の夕食は大体が焼き魚(動物性タンパク質、EPA+DHA、ビタミンD)+野菜たっぷり味噌汁(ビタミンC、ミネラル)+納豆(植物性タンパク質、ビタミンK、ミネラル)+ご飯で栄養バランスを意識しています。この栄養バランスご飯をいつも15分で準備します。
15分で準備できる秘密こそが、上述した複数コンロ+グリルによる同時並行調理と冷凍ご飯の活用です。
外食を利用したとしても注文してから料理が届くまで15分はかかることが多いので、食事を開始できる時間という観点では外食ともそれほど大差がないということをお分かりいただけるでしょう。
また、夜遅くなっても外食と違って自炊ならば胃に負担をかけないように作る量を調整できます。
平日の帰りは21時頃になることが多い筆者ですが、多くの方は「仕事で夜遅いのによく自炊を続けられるね。」と驚きます。ですが、筆者のように仕事の帰りが遅くなるような方こそ自炊することのメリットは大きいと考えています。
自炊生活を1年続けて実感しているメリット
生活費が低減した(食費が30,000円/月)
ちなみに自炊生活を始めてからの僕の食費は以下のような感じです💦1ヶ月多めに見積もって30000円ってところでしょうか?💡
— gw771 (@gw7711) 2020年3月24日
朝食:150円
昼食:350円(工場の仕出し弁当)
夕食:300円
一日合計:800円
自炊を始めてから生活費が低減しました。今月意外とお金使っていないなと思うことが増えました。
なんだかんだ手取り20万円程度の一人暮らしのアラサーだと、食費が生活費に占める相対的割合は大きくなります。したがって、手取り20万円ほどの方は食費を抑えることで生活費を大きく低減させることができます。
年間240万円生活していますが、普段は月17万円で生活することを意識しています☀️
— gw771 (@gw7711) 2020年3月25日
家賃 7万円
食費 3万円
通信・光熱・サブスク費 3万円
自由に使えるお金 4万円
合計 17万円
240万円−17万円×12=36万円が帰省・旅行したり家電を買い換えたりする費用です🙆♂️
体調を崩さなくなった
自炊していなかった1年前は年に2回ほど体調を崩しておりましたが、自炊を始めてからとうとう一度も体調を崩さずに1年を終えそうです。
朝はコンビニで菓子パン、夜はほとんどガストで夕食を済ませていた頃に比べて、日々の食事から摂取する栄養素のバラエティが格段に豊富になっているお陰なのかなと個人的に分析しております。
最後に:自炊を継続するコツは洗い物を溜めないこと
自炊継続のコツとしては洗い物を溜めないことに尽きると考えております。
食べ終わったらすぐに流し台に持っていき、食器を洗う。
キッチンを片付けないと料理ができない状態だとどうしても毎回の自炊へのハードルが上がってしまいます💦
生活費を抑えながら、健康面にも良い自炊は長期投資家の皆様にとってもメリットが大きいでしょう。
この記事が皆様にとって自炊を始めるきっかけになれば幸いです。